10-houhousyo-youyaku
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表 6.2-12 植物に係る調査内容 調査手法 調査地域内の樹林、草地における主要な群落を網羅するよう予め設定した調査ルートを踏査する。その他の箇所については、随時補足的に踏査する。目視により確認された植物種(シダ植物以上の高等植物)の種名と生育状況を調査票に記録する。 調査地域内に存在する各植物群落を代表する地点において、ブラウン-ブランケの植物社会学的方法に基づき、コドラート内の各植物の被度・群度を記録することにより行う。コドラートの大きさは、対象とする群落により異なるが、高木林では10m×10m~20m×20m程度、低木林では2m×2m~5m×5m程度、草地では1m×1m~3m×3m程度をおおよその目安とする。各コドラートについて生育種を確認し、階層の区分、各植物の被度・群度を記録し、群落組成表を作成する。 文献その他の資料、空中写真等を用いて予め作成した植生判読素図を、現地調査により補完し作成する。図化精度は1/1,000程度とする。 調査項目 植物相 任意観察調査 植生 ブラウン-ブランケの植物社会学的調査法 現存植生図の作成 調査内容 6-40 (73)

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