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表 10.1.9-1(4) 専門家等からの意見の概要及び事業者の対応 ないか。 る。 樹林地が餌資源の供給源となっている可能性はある。 め、貴重なデータが得られていると考えられる。 ないのだろう。 ていないようだ。 る。牧草地の分布についても注意が必要である。 専門分野 ヒアリング時期 動物 NPO職員 2021年10月 ・オジロワシの営巣地に近いため、新設風車の配置はもっと南側にでき・サロベツ原野に生息するチュウヒは、ササ上に営巣している傾向があ・ネズミ類が樹林地に多く、チュウヒが直接利用するかは判らないが、・レーダー調査の結果については、この地域で実施されたことがないた・チュウヒの解析や予測についても、今まで知られていなかった知見などがあり、レーダー調査の結果と合わせて論文発表などによる公表についても検討してはどうか。 ・事後調査で計画されている死骸調査において、準備書段階に確認された死骸より多くの死骸が確認された場合には、稼働制限を含む対応を検討するなど、有識者の意見等も踏まえて順応的な対応について記載するとよい。 ・新設により風車の位置や大きさが変わることによって、オジロワシの行動が変化する可能性が考えられる。実績として衝突モデルによるシミュレーション結果より衝突数が少ないことは確かだが、風車の位置や諸元が変わることを踏まえ、事後にも行動などを確認することが望ましいのではないか。 動物 NPO職員 2021年10月 ・砂丘の高さが20m程度であるなら、上昇気流が起きやすい地形では・飛行機を用いたタンチョウの広域調査を実施した際、150~200m付近は乱気流が発生しやすく、300m以上だと安定している傾向があった。これを踏まえると、レーダー調査の結果などについては、気象データと照合しながら飛行高度などについて整理してみてもよいのではないか。 ・とうもろこしについては、この周辺では思っていたほど作付けがされ・道東などではタンチョウは牧草地を主に採食場所として利用してい・生態情報については、少し引用文献の情報が古いようなので、環境省レッドデータブックなど、少し新しい文献を引用したほうが良いかもしれない。 ・ブレードに塗装することで衝突確率が抑えられるという話を聞いたことがある。そのような対策で衝突確率が低減できるのであれば、保全措置として検討してはどうか。 ・今回の調査では確認されていないが、一時期減少していたシマアオジが徐々に増えてきているという話を聞いたことがある。渡り経路などが不明なため、今後調査を継続するのであれば留意して欲しい。 概 要 事業者の対応 方法書段階より可能な限り範囲を狭めて配置を行っている。 ご指摘を踏まえて営巣情報として記載した。 - - - ご指摘を踏まえて事後調査計画に対応方針を記載した。 ご指摘を踏まえて希少猛禽類に対する事後調査計画を記載した。 - 整理方法について検討したが、高高度の気象データがないため、対応は難しい。 - - ご指摘を踏まえて引用文献について見直した。 御指摘の文献等を収集・整理して、今後の参考とする。 重要種として事後調査等で確認された際に留意する。 10.1.9-4 (1436)

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