10-1-9-jyunbisyo
3/8

表 10.1.9-1(3) 専門家等からの意見の概要及び事業者の対応 したデータの詳細も記載した方がよい。 いては越冬期に生息していないので×とすべきである。 専門分野 ヒアリング時期 動物(コウモリ類) 大学教員 2021年8月 ・コウモリ類(20kHz及び50kHz)の影響予測結果については、ブレード等への接近について、書き方に注意すること。高度調査で得られた音声の確認例数の多かった時期・条件を示して影響予測を行うとよい。 ・本調査結果を用いることで、風速・気温・降水量がどのような条件の時にコウモリ類が飛翔しやすいのかを示すことができると思われる。コウモリ類への保全措置を検討する際に良い事例として示すことができると思われる。 ・死骸調査の結果を見ると、死骸の見落としの可能性はあるが、25日間で数個体の確認なので、衝突数として大きいことはないと思われる。 動物(鳥類) 大学教員 2021年11月 ・レーダー調査結果の補正内容について文章で記載されているが、使用・オジロワシの行動圏内部構造については、Aペアは2カ年で繁殖が確認されていないため、繁殖した場合には巣周辺の利用頻度や巣と餌場間の飛行が増えるなど、異なった推定結果になる可能性があるので、過去のデータと比較するなどして検討する必要がある。 ・シミュレーションによるオジロワシの年間予測衝突数については、比較的高い数値が示されていると考えられる。衝突実績であるオジロワシの死骸情報については、死骸がスカベンジャーによる採食や持ち去り、見落としにより確認されていない可能性も考慮する必要がある。記載されている以外のオジロワシの死骸に関する情報があるので、後ほど提供する。 ・生態系上位性の注目種の選定結果において、チュウヒやオオタカにつ・実際の工事に当たってはオジロワシ及びチュウヒの繁殖期に実施することになるので、ハビタットの利用に影響を与える可能性があり配慮が必要と考えられる。撤去工事や設置工事などで1基あたりどのくらいの時間が掛かるのか、どのような順番や工程で実施するのかなど、経時的なロードマップを作成した上で影響回避を検討する必要がある。 概 要 事業者の対応 ご指摘を踏まえて影響予測を実施した。 - - レーダー調査における補正に用いたデータについて記載した。 既設風力発電設備の設置時に実施した調査結果(2カ年連続繁殖成功)を踏まえ、行動圏内部構造について記載した。 提供いただいた情報を踏まえ、予測評価の記載内容について修正した。 ご指摘を踏まえて記載内容を修正した。 ご指摘を踏まえ、工事工程等の詳細について記載した。 10.1.9-3 (1435)

元のページ  ../index.html#3

このブックを見る