07-houhousyo
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ご意見は要約せず、全文公開していま 表 7.1-2(9) 配慮書に対する一般の意見と事業者の見解 一般の意見 No. 28 ■意見は要約しないこと 意見書の内容は、貴社側の判断で要約しないこと。要約することで貴社の作為が入る恐れがある。 事業者見解には、意見書を全文公開すること。 29 コウモリ類について 欧米での風力発電アセスメントにおいて、最も影響を受ける分類群として、コウモリ類と鳥類が懸念されており(バット&バードストライク)、その影響評価等において重点化されている。 国内でもすでに風力発電機によるバットストライクが多数起きており、不確実性を伴うものではなく、確実に起きる事象として予測して影響評価を行うべきである。 このことを踏まえて環境保全の見地から、本配慮書に対して以下の通り意見を述べる。 なお、本意見は要約しないこと。 1.配慮書の段階でコウモリ類の専門家にヒアリングを行わなかった理由を述べよ。 2.配慮書の段階でバットストライクの影響予測を行ったことは評価される。 3.コウモリ類の影響を予測したにもかかわらず、「評価」していないのはなぜか。分類・生態学的にもコウモリ類を「鳥類等」に含めるべきではない。 4.「今後の配慮事項」にコウモリ類を記載しないのはなぜか。風力発電アセスにおいて実施されるコウモリ類の調査は、鳥類とは異なる手法を用いるため「鳥類等」に含めるべきではない。 5.今後の方法書においては、コウモリ類の専門家の指導を仰ぎ、以降、コウモリ類調査の十分な経験と知識を持った者による適切な調査、予測評価、保全措置を行うこと。 す。 す。 事業者の見解 意見書は要約せず、全文公開していま既存資料調査の結果より事業実施想定区域及びその周辺においてコウモリ類の集団営巣地や集結地等の情報が得られなかったことから、配慮書段階ではヒアリングを行っておりませんが、方法書以降の手続きでは、コウモリ類の専門家等へのヒアリングを実施します。 配慮書では、コウモリ類を含む哺乳類について評価を行っています。方法書以降においても鳥類とは別に予測・評価を行います。 方法書以降の手続きでは、専門家等の助言も踏まえながら適切に調査、予測及び評価を行います。 7-18 (330)

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